ふと思いついたこと
by namuko06
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カテゴリ:映画/ドラマ( 27 )
著作権の狭間
「シナリオ」2月号の中島丈博氏の怒り心頭した記事は、興味深かった。歌手森進一による「おふくろさん」改ざん行為など、著作権に関する無関心さがクローズアップされている今、ドラマ制作の裏舞台でも同様な行為が平然と行われていることがわかった。制作現場では、たたき台の脚本を全員でたたき直してよいものにしていいくという行為は当然行われているだろうが、筆を入れるのは必ず脚本家であるべきであり、そうであると信じていたが、中島氏の告発記事は、醜い人間の性を明らかにしている。その人間だが、広告批評の2000年6月号No.239で以下のようにインタビューに答えている。
──いまの、なんともいえない世紀末のドロドロした気分を表現する映画は、いっぱいある。でも、ここからどうするかというところに、そろそろ作り手が向かっていかないといけないんじゃないか。大学の美学の授業で、唯一、教授の言葉で心に残っているのが、クリエイション=創造することと、デストロイ=破壊することは違うんだ、破壊することはだれにでもできるけれど、そこからリコンストラクトして、もう一つクレアチオン、再創造するということに、人間の芸術の根源的意味があるんじゃないか、と言ったことだった。すべての芸術のモチベーションになるのは、前のものの否定だけれど、その次に何を構築していくか、いま、それを考えるときに来てるような気がするんですね。

すなわち、この人間にとって、中島氏が書いた脚本はデストロイの対象で、それを自分がリコンストラクト(再構築)して、書き直すことが必然である、と言いたいのだろう。それならそれで、ドラマのクレジットに脚本に自分の名前を冠すればよいのだが、予告段階では2話構成で、それぞれ異なる脚本家名がでている。卑怯きわまりない。
 中島氏の怒りは、とてもよくわかる。また、この醜い人間の作ったものは、今後一切見ないと肝に銘じた。
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by namuko06 | 2007-03-08 14:43 | 映画/ドラマ
独裁者に委ねてしまう弱い心
 「ヒトラー ~最期の12日間~ 」を観た。ドイツ帝国晩年にヒトラーの秘書になった女性の伝記をもとに、映画化された実話だ。伝記は読んでいないが、地下壕にこもったヒトラーが、女性や身内には紳士のようにふるまっていたのは、驚きだ。その反面部下が命令に従わないときには、烈火のごとく怒りを口から火を噴くごとくあふれさせる。その狂気には、部下達はすくみあがってしまい、口当たりの良い情報だけしかヒトラーの耳には入らない。
 敗戦を目前にヒトラーは、夫人とともに自殺。遺言によって首相となったのはヨーゼフ・ゲッペルスだ。彼は夫人のマグダと、6人の子どもを連れて地下壕にこもる。しかし子どもを青酸カリで毒殺し、自分たちも自殺する。この映画ではヒトラーに殉じたものが多々でてくる。敗戦も決定した直後にも自殺者は後を絶たない。その中で、自殺を思いとどまるように説得を続ける軍医と親衛隊員との間で、このような会話がある。
 「もうすぐ敗戦なのに、なぜ死ぬんだ?」
 「それじゃぁ、聞き返すが、なんのために生き残るんだ?」
絶句する軍医。死ぬことに意味がないと言うが
 「私は、総統と自決することを約束したんだ。」
と聞く耳を持たない。
 自分が何をなすべきかは、すべて独裁者が決定してくれる、その心地よさは私にはわからない。ただし、居場所を無くした人間が、ヒーローから優しくされ、存在価値を認めてくれる。そういう環境下では、人間は自然と自身を相手に委ねてしまうのだろう。
 心の弱さを提示され、観るのがつらかった。しかし、実在した秘書の目を通してみた、実話だと思うと、しっかりと観ておかねば、と言い聞かせて観た。特典映像でキャストのインタビューも収録されている。いずれのキャストも演じるのが大変だったようだ。それだけ重厚な意味のある映画だった。
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by namuko06 | 2006-04-29 15:46 | 映画/ドラマ
男たちの大和
 映画「男達の大和/YAMATO」が大ヒットしているというので、観に行った。しかしその噂とは裏腹に、劇場は7〜8人ほどしか入っておらず、閑散としていた。
 さて本編であるが、戦艦大和の最後の乗員達のドラマであるが、大和の姿を再現し、その最後の戦闘シーンを現代によみがえらせたその企画は大成功に終わったに違いない。その結果、航空機対戦艦の戦いがいかに無意味か、あらためて大和の最後の出撃が「死に場所を与えられた」という言葉に集約され、むなしく響く。戦闘シーンで大和乗員が撃たれ、死んでいく様はリアルに描かれているが、リアルさを追求することによって、戦闘自体の無意味さがヒシヒシと伝わってくる。これは戦闘で米軍航空機も撃たれ炎上して海上に突っ込んでいくのだが、米兵の死とはかなり隔てて描いているからで、観客の視点がいやでも大和乗員と等しくなっていくためであろう。
 映画全体は説明的で、冗長すぎるきらいはあり、好きな映画の部類ではない。しかし、生き残った水兵が年老いて現代まで生きながらえた男を仲代達也が好演しており、映画全体に横たわる無意味さを否定するように、「生かされた理由」を背負っているようで、素晴らしかった。
 私も「死」について深く考えたことがある。何度となく死地に足を踏み入れたからかも知れないが、これまでは「死ぬる理由」「死すべき理由」といった、本編における「死ニ方用意」の覚悟はすでに出来ていると思っていた。しかし、本編を観て実は死ぬ覚悟というのは、単に生きる覚悟にしかすぎないことがわかった。もっと大切なのは、自他における「生かされる覚悟」のほうが人生における意味合いは深いと思われる。この覚悟はまだまだできていない。
 映画の中で中村獅童と反町隆史が演じるキャラクターはステレオタイプでわかりやすいが、この二人のやりとりが「生かされる覚悟」を具現化したものではないかと想像し、そこにヒントを見いだしたい。
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by namuko06 | 2006-02-11 16:40 | 映画/ドラマ
北の国から
Amazonの中古で購入した「北の国から」のシナリオ集で、最初の「北の国から」と
’83冬、’84夏、’87初恋、’89帰郷までが収録されている、ちょっと分厚い本をよんだ。テレビドラマを観てもう大分たっているので、細かな部分が忘れ去られている。また、観ていない部分もあったので、あらためてシナリオを読んで、「北の国から」のすばらしさを感じた。
 最初にテレビでみたときは、僕も若く、どちらかというと子供の純の気持ちに同化してしまうところがあったが、結婚し子供もいる今となっては、主人公 父・五郎の生き方に、共鳴してしまう。そして純が反発しながらも、成長していく姿に、心動かされてしまう。
 残念ながら90年以降の物語については、この中古本にはのっていないので、あらためて、全作が収録されている新本を購入することにした。はやく続きが読みたい。
 「北の国から」と「スターウォーズ」は、父と子の物語の両極に存在するような物語だ。かたや無学な父親が迷いながらも、北海道の厳しい自然とそれにたちむかう友人達との共同的な生活によって、子供に生きていく術を伝えようとし、それが父親の使命であると信ずる姿を描きつづったもの。かたや素晴らしい能力を持ちながらも、自分が守ろうとしたものを自身の手で奪ってしまったが故に、自分を見失った父が、他人の手によって育てられた子供達が、父親の心の隅に残っている善を信じて、成長し、父親の魂を救済するという物語。
 極論すると、どんな父親でも子は育つということだが、どちらも子供達は(程度の差はあるが)父親を最終的には信じているという点では同じだ。
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by namuko06 | 2005-09-10 13:19 | 映画/ドラマ
スターウォーズ・エピソード3
スターウォーズ・エピソード3を観た。エピソード4からはじまり、自分の子供に殺されることで、自分自身を取り戻したダース・ベーダーが、どうして暗黒面(ダークサイド)へ堕ちていったのかが、エピソード1〜3で描かれていく。この最後の物語は、なんとも、もの悲しい。若きスカイウォーカーは、優れた能力を持ちながら、堕ちていってしまう。その過程を克明に描き、周囲の人々の嘆きや悲しみまでも、十分に伝わってくる。そんな哀しい映画だった。ファウスト的ともいえる物語だが、映像色も今までとは異なって、暗く、みるだけで辛い。映画の最後にさしかかったときに、涙がこぼれるのに耐えられなかった。
 全作が完成し、単なるSFから、ヒューマン・ドラマへと僕の中では昇華した。素晴らしい映画をありがとう!
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by namuko06 | 2005-09-05 18:38 | 映画/ドラマ
オーシャンズ12
なんと評せばよいのか、この映画は。一番気に入らないのは、ジュリア・ロバーツが美しくない。やせ細って疲れ切った南部女のようで(役のままか?)、目の輝きも全くなく、本当にこの映画を楽しんで撮影していたのか、疑わしい。映像はすべてのシーンがまるでグラビアのような美しさだ。それぞれのショットに映る俳優人はとっても格好良い。しかし、観ているこちらの体力が落ちていたせいか、台詞はまったく頭へ入ってこない。とにかく観ている時間が無駄だったと感じた映画だった。特典映像を見る気持ちさえ萎えてしまった。
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by namuko06 | 2005-07-01 22:36 | 映画/ドラマ
いま、会いにゆきます
 DVD鑑賞。これまで僕は、人にはそれぞれ愛の形があって、自分自身、お互いがそれを感じながら過ごせればよいと思っていた。しかし、この物語に出てくる一つの家族は、無くなった愛すべき人が再び現れて、その愛の形を確認しながら形成することで、完全な愛をみつけることができた。正直言ってよくもまぁ、このような物語を思いつくものだと思ったが、原作はまだ読んでいないので、映画だけの印象を語ることにしよう。
 まず、感じたのが、この夫婦は、僕ら夫婦によく似ていると思った。出会いとか、姿形とかではなく、「そばにいるだけでいごごちがよい」とお互いに感じられる夫婦という点で、似ていると感じた。まぁ、妻がそう思っているかどうかはわからないが、僕にはそう感じていると理解しているつもりだ。高校生の彼が彼女の卒業ノートに「横にいるだけでいごごちがよかった」と書いたときには、「そうそう」と頷いてしまった。
 一概にはいえないだろうが、女性は、時に包み込むような大きな愛情を示す時がある。映画の中では、自分にはふさわしくないと主人公の彼女を拒否した彼に、ひまわり畑で結婚の決意を示すシーンでは、心が温かくなった。僕がとても落ち込んでいたときに、妻が「だいじょうぶだよ、ゆっくりいこうよ」と言ってくれたことを思い出して、ジーンとなってしまった。
 あまりにも周囲に(原作を)読め読め、とせっつかれたので、敢えて原作は読まないでいたが、映画の世界観と比較したく読みたくなった。
 さて、役者の竹内結子と中村獅童だが、キャスティングはパーフェクトだ。誠実さ、清潔感、清涼感、そして人間的な深みというか育ってきた歴史のようなものを感じることができて、映画の中の物語が大きく広がっていた。森の中の廃工場という非現実的なシーンと雨の相乗効果かもしれないが。
 ゆっくりとお互いを確かめ合いながら愛を育む家族というのも、良いかもしれないな。
 もう一度観たくなった。
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by namuko06 | 2005-06-26 19:58 | 映画/ドラマ
THE INTERPRETER(ザ・インタープリター)
(注:まだ本編をご覧になっていない方は、読まないでください)
 シドニー・ポラック監督、ニコール・キッドマン、ショーン・ペン主演の映画、「ザ・インタープリター」を観た。シドニーは「コールド・マウンテン」に引き続きニコールの主演映画をとったことになる。スタンリー・キューブリックの「アイズ・ワイド・シャット」で、ニコールとシドニーは共演しているが、お互いに尊敬しあえる仲間といったところか。
 さて、本編は、150分という長さが短く感じるほど、観るものを引きつける魅力を持った映画である。まず主演の二人は、美しさに凄味があるとしたらニコールしかいない、と思わせるほどの美しさを持つ主人公が、国連の通訳としての立場と自身の問題をだぶらせながら、紆余曲折を経て問題に立ち向かっていく。複雑な演技だ。しかも生まれと育ちがアフリカのとある国なので、米語が母国語ではなく、英語を話すのだ。彼女の目の演技は素晴らしいの一言。わざとらしく首をかしげる表現は、やや恋には不器用な女らしさを醸し出す工夫なのかもしれないが、それもまた良い。
 一方の主人公、ショーンが演じるシークレット・サービスは、3週間前に妻を亡くしたばかりという、複雑な心理状態にあり、脅威にさらされそうになる人を護る人間の役だ。これまでシークレット・サービスを演じた俳優は多数あるが、正義感ぶらないところや、淡々と仕事をこなすところがシークレット・サービスのプロフェッショナルと見間違うぐらい、真に迫っていた。一方で、まだ妻の死を心の中に引きずっており、ときおりそれが表に出てくる。その心理変化を細かな演技で表現していくのだが、彼の台詞まわし、手の動き、頭の傾け方、などなどまったく目が離せなかった。
 見終わった後に、政治的なメッセージも隠されていることに気がついた。国連の中で、暗殺予告があるのだが、護るのは米国人のシークレット・サービス、そして通訳はその秘密を知って、消されそうになる。ラストシーンの一部では国連ビルが画面の中央から端に追いやられていく。これらのことを考えると、ショーン演じるシークレット・サービスは、9.11で多くの人々を失った米国そのもの、殺されそうになる通訳は、テロや専政に苦しむ世界各地の人々、だとすると後者を護るのは、国連ではなく、米国であると。
 この映画で、ショーンの相棒を演じる、キャサリン・キーナーの演技も光っている。まさにプロに徹したシークレット・サービスだが、仲間の死に際して、ショックを受けている別の仲間をハグしたり、ショーンへの目配せなどから、本来は心優しい人間であること、だからこそ護衛として生命を守ることを信条としている人間を、しっかりと表現していた。彼女がいなかったら、ショーンの演技の魅力も半減していただろう。
 ストーリーも謎が謎を呼びといった展開だが、残念ながらこちらの想定の範囲内だ。しかし、トップスター二人の見事な演技にはこの程度の絡み合ったストーリーが必要だったと思う。これ以上複雑な展開では、観る人がニコールの美しさや、ショーンの哀愁をおびた姿などを十分に鑑賞できないに違いない。
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by namuko06 | 2005-06-01 21:52 | 映画/ドラマ
笑いの大学
 三谷幸喜原作・脚本、星護監督の「笑いの大学」 DVDが届いた。早速鑑賞。妻と長女と3人で。のっけから、大爆笑だ。普通に聞けば凍るようなダジャレなのだが、生真面目な検閲官・向坂(役所広司)と、オドオドした脚本家・椿(稲垣吾郎)の関係が、おもしろみを増幅させている。昭和15年という設定もまた、興味深い。しかし、小学生の長女が、そんな設定や、時代的制約などを意識することなく、単純にゲラゲラ笑っているのをみると、二人の主役の演技力、当然ながら監督の演出や舞台などの映像、と台本のパワーが彼女をストレートに揺さぶっているのだなぁ、と感じた。
 とはいえ、稲垣吾郎の演技は、映画の始まり部分では、台詞の言い回しなどもたどたどしく、観ているこちらがハラハラしてしまう。逆説的にそのハラハラ感を彷彿とさせる稲垣吾郎のか弱さがこの映画の冒頭には必要だったのだろう。このか弱い椿が、向坂とのやりとりで、笑いを追求することで強くなっていく=成長していくのである。
 一方、役所広司の演技は素晴らしい。微妙な表情も含めて、役所広司の魅力がフルパワーだ。この「笑いの大学」を観る1週間ほど前に、TVで「どら平太」を観たばかりだったので、DVDを観ながら、どんどん役所広司=向坂に惹かれていった。稲垣吾郎も同じ気持ちだったに違いない、彼の演技が役所広司の演技に触発されて、きらきらと輝いていくのだ。
 また、向坂も椿の台本を検閲し、校正していくことで成長する。成長する場=大学という暗喩であろうと思う。
 さて、椿は召集令状を受けて戦地へ赴くのだが、その時に向坂は検閲官にあるまじき言葉を吐く。「生きて帰ってこい!」。それに対して、椿は深々と頭を垂れて黙って立ち去るシーンがある。ここではグッと来た。ちょうどミンダナオ島で旧日本兵が発見されたというニュースがあり、旧日本兵達の気持ち、寂しさ、苦しさ、日本や家族への恋しさなど、そういった思いを察するにあまりあるが、椿の行く末とオーバーラップしてしまった。戦地に行けば大好きな笑いを追求することができない。彼にとって「笑い」は彼を成長させる命の源であり、それができない戦地は単なる墓場にしかすぎない。その墓場をひきずったまま生き続けた旧日本兵達...
 もし、旧日本兵が戻ってきたならば、是非この「笑いの大学」を観てほしい。そして、豊かだった若い時代の感性を呼び戻して、心、体を休めてほしい。「笑い」が人間を育て、生命を豊かにする「大学」そのものだから。
 
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by namuko06 | 2005-05-28 22:24 | 映画/ドラマ
隠し剣 鬼の爪
またまた、日記をさぼってしまった。このGWをはさんだ2週間ほども、忙しい毎日だったような気がする。妻が駐車場の入り口で停止していたところに、つっこまれて愛車の側面に傷ができたり、子供の問題教師に振り回されたり、と自分自身ではコントロールできない問題ばかりだ。問題教師の話は、後日詳しく書くことになるだろう。
 さて、今日のお題は、「隠し剣 鬼の爪」である。山田洋次監督の時代劇映画第2弾。永瀬正敏と松田たか子が主演。この映画を見て驚いたのが、永瀬さんの声の良さだ。主人公の片桐宗蔵が暗殺剣を伝授された生真面目な武士であり、その主人公の人生そのものを表現する声だった。そして松たか子が演ずる「きえ」は宗蔵の母親が行儀作法一切を教え育てた農家出身の女中である。時代は幕末。30石の平侍である宗蔵よりもきえの実家の方が、はるかに立派な農家であるのが、ストーリーの最後にわかるのだが、このとき宗蔵は士分を捨て、町人になりきえと供に、蝦夷地へ旅立とうとする。このときのきえは、倍賞千恵子演ずる宗蔵の母親にそっくりに見えた。かの母親は、息子の気持ちを察し、きえを宗蔵にとって完全なる「女房」を育てていたのだ。そして終焉を迎えた武士社会から、新しい時代を作り上げるのは、一人の男ではなく、理解しあえる男と女にほかならない。
 さて、宗蔵は、非道な家老を隠し剣 鬼の爪で暗殺するのだが、その場面は本当にさりげなく、すばやく、「あ、見てしまった」と思わせる場面である。押し寄せる西洋化・近代化の波や、極寒の地での生活を乗り切るためにはこのような、人知れず精進し努力した何かが男には必要であると、理解したし、男ならばかくありたし、とも感じた。
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by namuko06 | 2005-05-10 23:06 | 映画/ドラマ