ふと思いついたこと
by namuko06
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聴導犬
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先日、聴導犬のデモンストレーションを見学した。もともと、子供が夏休みの宿題で聴導犬を調べていたのだが、恥ずかしながら僕は聴導犬について明確に知らなかった。聴覚に障害がある人には、電話の着信や来客でフラッシュする発光装置や、携帯電話のメールなどのようにIT技術を活用して便利になっているものだとばかり思っていた。だから、聴導犬について子供が調べるというので、介助犬としての役割がいかほどのものか、と半信半疑だった。
 聴導犬のデモは、「聴導犬育成の会」という特定非営利活動法人で、耳が不自由な方々に無償で聴導犬を貸し出している活動を行っている団体だ。ホームページでデモを行うことを知り、早速実施時間などを聞いて、妻と一緒に出かけて見た。
 デモには写真のトモちゃん(メス・雑種)がトレーナーの男性と一緒に音を聞き分け、知らせるといった一連の動作を見せてくれた。15分程度の短い時間であったが、聴導犬として働くトモちゃんが、活き活きと見えた。デモ終了後、トレーナーの男性にいろいろと質問してしまったが、とても丁寧に答えてくださった。
 まず、聴導犬だが、種類は問わないそうだ。デモ犬は雑種だったし、この育成の会では、捨て犬の中で聴導犬に向いている子犬をいただいてきて、訓練するといったことを行っているそうだ。そして、実際に聴導犬を利用する人にあわせて、どのような音を聞き分けられるようにするか、またどのように教えるか(引っ張る、押す、座るなど)を訓練していく。訓練では絶対に犬を叱らず、褒めることで学習効果を高めるそうだ。
 一方、聴導犬の普及は非常に遅れている。盲導犬は映画や本などで採り上げられるなどして、日本全国で1000頭近く働いているらしいが、聴導犬は10頭程度だそうだ。これは聴覚に障害がある人ほど、聴導犬などの活動情報が伝わりにくいといった複雑な事情があるようだ。しかし、今回デモを見て感じたのは、聴導犬にはIT技術では置き換えられないものがあるということだ。それは、生活を一緒にするパートナーという役割だ。盲導犬を知ったときも同じように感じたが、デモをみてさらに、強く感じた。
 犬を飼うときに、犬に家事の一部を任せたり、自分の仕事を分担させたりする人が、この現代にいるだろうか? フランダースの犬に登場するパトラッシュは、荷車の引き手としてネロを助けていた。生きていくためにネロとパトラッシュは共同体を形成している。この共同体は解散したときには死を招いてしまう。これに極めて似た構造が、聴導犬、盲導犬をはじめとする介助犬と利用者との関係ではないだろうか。
 技術は不便さの解消にしかならないが、聴導犬は共同体を形成することができる。これは人間にとってとても重要なことだ。人間が生きていくためには、必然的に誰かに頼らなければならない。特に心をふさいでしまった人には必要なのだ。
 聴導犬のトモちゃんを見て、さわって、トモちゃんも僕を見て、僕をさわって、僕は感じたのだった。自律した犬は、人間や周囲を理解しようとし、そして理解する。トモちゃんに、僕のなにもかもが見通された気がしたのだった。
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by namuko06 | 2005-08-31 21:42 | 日記
大人の科学 スピーカー その2
d0053733_21583471.jpg ジャーン!
ひとつ目小僧「モノラル」スピーカーから、二つ目「ステレオ」スピーカーになりました。音の抜けがよいようにと、背面にスリットをひとつつけたのだが、箱全体の振動も少なくなり、やわらかな音質が得られるようになった。あいかわらずのカステラ音だ。
 あとは、アンプを内蔵して大音量も可能にしたいところだが、その前に筐体を補強しなければ。板が薄くて、乾燥して、ひび割れが進行しないように、補強材をいれよう。
 それにしても、おそるべし学研 大人の科学なり。20面体のスピーカーとか、作ってみたくなってきた...
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by namuko06 | 2005-08-27 22:08 | 音楽
大人の科学 スピーカー
 風邪をひいてしまった。こんなときは...
d0053733_21445264.jpg 大人の科学の付録(というよりメインか)のスピーカーを組み立てた。スピーカーボックスは、添付の段ボールを使おうかと考えたが、先日食べたカステラの木箱がころがっていたので、使ってみた。
 今のところモノラル(あたりまえだ)だが、音質はきわめて、甘くそして薫りがよい。さっそく2個目の大人の科学をAmazonにて発注。近々ステレオスピーカーにする予定だ。
 ちなみに、この密閉型スピーカーだが、中に吸音材として脱脂綿を入れた。ステレオ化するにあたっては、内部形状や吸音材にもこってみようかと思う。
 ところで、このスピーカーだが、白く塗れば、まるでiPod Shuffleにそっくりではないか。惜しい!
 風邪のせいか、熱にうなされているらしい...
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by namuko06 | 2005-08-24 21:51 | 音楽
デセプション・ポイント
「ダビンチ・コード」のダン・ブラウンの作品である。サスペンスとしてはとても面白く読めた。しかし、なじみの薄い宇宙物理、海洋生物学、鉱物学といった知識を繰り出して読者を煙に巻く手法はいかがなものか。どれも表面的な扱いでしかなく、知識に深みがないので、前半部分はかなり物足りなかった。これを題材とした映画は是非見てみたいが。
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by namuko06 | 2005-08-24 10:29 | 読書
HAPPY NEWS
 この本は、日本新聞協会が主催した「ハッピーニュースキャンペーン」で集められた新聞記事を1冊の本にまとめたものだ。毎日2万人の新聞記者達が全国を駆け回り、靴底を減らして得られたニュースを、伝えてくれている。その中から心温まる記事や、楽しくさせてくれる記事、そのような記事ばかりだ。「あぁ、これ読んだ。あのとき〜してたっけ」と記事を読んだ時の記憶をよみがえらせてくれるものもあった。
 ニュースは、日々の出来事を知るだけでなく、自分に起きた出来事をセットにして記憶するためにあると思う。9.11のニューヨークのテロ事件は、まだまだ生々しく覚えているし、そのとき妻と二人でテレビを見ながら、不安におびえていたことまでも思い出す。学校の卒業アルバムにその時の事件やニュースを最後のページに載せるのも、学校での様々な思い出を、活き活きと思い出させるために違いない、そう感じさせる「HAPPY NEWS」だった。
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by namuko06 | 2005-08-23 20:29 | 読書
おかえりなさい野口さん、ディスカバリー号
d0053733_210392.jpg スペースシャトルが無事地球に帰還した。テレビは郵政民営化法案否決により衆議院の解散・総選挙報道が過熱し、スペースシャトルのリターンは中継されていなかった。CS放送ではCNNなどで見ることが出来たようだが、残念ながら僕の家では見ることが出来ず、インターネットのNASA TVを夕方からずーっと見ていた。MacをTVにつないで大画面で見ると、RealPlayerの画像も美しく見えるから不思議だ。
 タッチダウンの直前から、NASAのサーバにアクセスが集中したのか、リンクが切れることもしばしばあったが、赤外線画像でタッチダウンをリアルタイムで見ることが出来た。先頭部分が高熱で真っ白になったシャトルがタッチダウンした瞬間にタイヤが真っ白になった(高熱になる)映像が印象的だった。暗闇の中にもかかわらず、とてもスムースなタッチダウンだった。前回の事故で亡くなったクルーが、手を添えてそっと降ろしてくれた、そんな感じを受けて、少し涙が出てしまった。
 本当に、お疲れ様でした。野口さん、そのほかのクルーの方々、そしてNASAの皆さん。
 おかえりなさい、ディスカバリー号。
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by namuko06 | 2005-08-10 21:11 | ニュース
夏祭り
d0053733_22202452.jpg 地元の夏祭りが催されて、街はいろんな人でごった返している。祭りといっても神社などを中心とした豊作への祈りを具現化したものではなく、集団で現代的な音楽に合わせてダンスパフォーマンスをするという類のものだ。最近では、他の街や県からもダンスチームが訪れるため、出場チームは膨大な数となり、2日間街は踊り一色となる。一応審査らしきものがあり、優劣をつけるのだが、きちんとみたこともないので、評価基準については知らないところが多い。
 一方、裏方は一般の団体から無給で駆り出されるのだが、このために土日をフイにしてしまう人も多いと聞く。市役所もサポートしているため職員も休日出勤し(もちろん残業代がつくのだろう)、対応している。
 この踊りパフォーマンスはこのイベントの主要なアクティビティであるのだが、出演するには有る程度の人数を確保し、数万円の出演料を支払い、ある程度のパフォーマンスをしなければならない。したがって、地域のお年寄りが気軽に盆踊りをするようには、参加することが出来ない。この夏祭りが始まった当初は知名度も低く、参加チームも少なかったため、地元の日本踊り倶楽部のようなサークルに声をかけて踊ってもらっていたらしいが、人気が上がってくると同時に、踊りたくても踊らせてもらえない状態に陥っている。この祭りの当初の目的は、自身の街にアイデンティティを感じられるようなものを持ちたいというのが、そうだったと思うのだが、それは忘れ去られ、単なる形骸化したイベントと成り果てている。そのためか、じっくりと観察してみると、出場チームのバックヤードでの態度や踊り終わった後のエチケットなどに多くの問題がある。パフォーマンス前の集合態度や、踊り終わった後の統率なども採点の対象にするというのも、よいかもしれない。しかし、形骸化してしまったこの祭りの主催者が、こういったことに気がつくはずもなく、意見を上げても採り上げることもなく、大きな問題が発生しない限りはなにもしないのだろう。ビジョンを失った組織は簡単に崩壊するように、もともと求心力のない、単なるエネルギーの発散の場でしかない、この夏祭りはいつかは衰退する運命なのだ。
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by namuko06 | 2005-08-06 22:53 | 意見
震度0
 横山秀夫「震度0(ゼロ)」読了。N県警察本部とその幹部公舎内で起きる密室劇だ。一人の県警幹部の失踪を引き金に、様々な心理戦が始まり、少しずつ明らかになっていく真実から県警幹部間の関係が徐々に崩壊していく。まさしく揺れることなく崩壊していく組織は震度0に見舞われたということであろう。
 あまりのおもしろさに、1日で読み上げた。
 本部長に佐野史郎、若手キャリアの警務部長に香川照之、準キャリアの警備部長に渡辺謙、ノンキャリアの刑事部長に寺尾聡、ノンキャリアの生活安全部長に伊武雅刀、同じくノンキャリアの間宮民男に西田敏行。キャリア食いの本部長秘書に米倉涼子。失踪する警務課長に高橋克実。その妻に市毛良枝。まぁ、素人の夢のような配役だが、映画化に期待だ!
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by namuko06 | 2005-08-03 20:19 | 読書
「しゃばけ」読了
舞台は江戸時代。妖(あやかし)が大店の薬問屋の手代で、若旦那が巻き込まれた事件から助けていくという話。このような小説は初めてだったので、不思議な世界に惹き込まれてしまい、一気に読み上げてしまった。妖怪や化け物といえば、怖いとか憎悪といったようなダーク面ばかりが強調されていくが、人間と同様、良い面も悪い面もあるという視点がとても気持ちがよい。良い悪いという判断はあくまでもその時点やその人の価値観で決まっていくことであり、絶対的ではない。自然と物語は複雑さをもってくるが、ある視点を得ると、それらがすーっと解けていく。爽快感をも感じさせるストーリー展開と文体である。若旦那と妖(あやかし)手代2人の3人組は、今後も様々な事件に巻き込まれ、解決していくのだろうか? 是非シリーズ化してほしい、そんな物語だ。
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by namuko06 | 2005-08-01 20:59 | 読書