ふと思いついたこと
by namuko06
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空に虹
d0053733_17232982.jpg 秋晴れの空、ふと太陽を見上げると、薄雲の中に虹が... もしかして、円の虹が見えるかと思い、しばらく見つめていたが、いつまでたっても半円のままだった。
 俳優の根上淳さんが24日亡くなられた。ペギー葉山さんを妻とされ、響きのあるすてきな声で様々な映画で活躍された。「帰ってきたウルトラマン」にも出演され、ドラマに深みを持たせる役者さんだった。この虹を見ながら、根上さんのご冥福を祈った。
 虹が見えていたのは、ほんの4〜5分だったが、太陽のまぶしさに涙目になりながらも、シャッターを切った。
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by namuko06 | 2005-10-25 17:32 | 日記
「告白」  おかえりなさいチャールズ
 C.R.ジェンキンスの「告白」読了。表紙の著者の写真は、彼自身の歩んできた歴史を刻んだ皺に覆われてはいるが、その眼差しは深く慈愛に満ちたものだ。北朝鮮に暮らした当時の写真とは、うってかわったその表情こそが、「告白」そのものを象徴しているように感じられる。
 北朝鮮の国内事情については細かな点で知らないことも多く、西洋人の目から見た生活事情が描かれている点でも、本書の資料的価値は高い。しかし、そんなことよりも、ジェンキンスさん自身の後悔、脱走によって迷惑をかけた関係者への謝罪、北朝鮮組織内への憎しみ、唯一友情を感じた人々、そして現在の家族への慈愛。本書を読みながら、ひとりの人間が活きていく中でここまで心を傷つけられ、ある時は救われる、そんな経験があるのだろうか。彼の半生を本書を読み進めるうちに、自分自身がトレースしていて、ある時は涙し、喜びながら読んでいった。
 なにより彼の文体(日本語訳が素晴らしい)が、素直であり、読み手の心を惹きつけてやまない。おそらく、それは彼自身が頭も良く、素直な人間であるからに違いない。その資質は北朝鮮での生活で養われ、日本に帰国してから開花したのではないだろうか。そうだとするならば、皮肉なことだ。
 妻のひとみさんも、テレビでかいま見るだけであるが、素直で明るく、詩的で優しい女性だと感じている。本書では二人の出会いのシーンも書かれているが、とても純粋で素晴らしい。
 この本を読んで、ますますジェンキンス氏を応援する気持ちになった。といっても物理的には何も出来ないが、ジェンキンス氏、そしてその家族達の幸福を祈るだけだ。
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by namuko06 | 2005-10-21 14:57 | 読書
TBSの株価上昇! ぼーっとしているだけで株価が上がる...
Excite News:TBSがストップ高 楽天保有で思惑買い殺到
 TBSの経営者なんとすばらしい敏腕経営者だろうか。あっというまに、楽天や村上ファンドに株式を買い集められ、株価が上昇。1000円程度で低空飛行していたものが、ここ数日で3000円台になった。売買状況の履歴をみたが、どうして買い進められていたのに、経営者は気がつかなかったのだろう? ここ数日は、社内の財務部門や経営陣は犯人捜しで、大混乱だったはずだ。さて、楽天の一方的なラブコールにどう答えていくのか、ここからが経営者としての腕の見せ所だ。株価は十分上がったのだから。苦しいのは業績を上げて、株価が上がったわけではないところだ。株主のおかげで株価が上がったのだから、経営者努力ではないから、下手に出るしかないか。フジテレビみたいに、株主を貶めるような言い方なんてしたら、上場企業としては恥ずかしい。さすがTBSと言われるぐらい、品の良い対応して欲しい。
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by namuko06 | 2005-10-13 18:27 | ニュース
主導権は村上氏に...?
阪神のっとり必殺の対抗策、「ファンが株買占め」は?  阪神タイガースの上場問題は、周囲が騒げば騒ぐほど、阪神電鉄株式価値があがる方向にむかうのではないか。阪神電鉄はグループ各社の再編も順調に進み、新たな開発プロジェクトもスタートし、近い将来にここ数年一定だった売り上げ規模も拡大する可能性が高い。また1株あたりの配当は5円で、現在の株価が1000円だから年利0.5%。健全経営に加えて魅力有る配当。村上氏が目をつけるのも無理はない。
 阪神電鉄側とすれば、この騒ぎを利用して株式価値を高めたいのも事実だろう。決算時に株価がさらに上昇していれば、財務諸表がさらに健全になる。すなわち、村上氏が阪神電鉄の経営権を望まない限り、この騒動は、阪神電鉄にも、村上ファンドにもうれしい騒動なのだ。
 一方、阪神タイガースであるが、上場を望まないとファンが希望するということは、この球団が阪神電鉄の所有であって欲しい、ということにつながるのか、ということが問題だ。星野SDが上場反対を表明して、ファンの意見をまとめるというコメントが出されたが、これは星野SDの立場上阪神電鉄の意向を進めるために登場したとも考えられる。阪神タイガースのこれまでの歴史を見ると、親会社の意向で様々な球団内のゴタゴタがあったではないか。阪神タイガースの株式上場は、完全なる阪神電鉄支配から、ファンの球団株式所有により球団経営の透明性がより増すということなのだ。おそらく上場しても大半は阪神電鉄が所有することにはなろうが。
 球団の株式上場は、上場できるだけの経営品質が必要だ。おそらく日本のどの球団も上場できるだけの経営品質を備えていないだろう。また上場すれば様々な金の流れが明確になり、親会社と球団の微妙な関係も明らかになる。そういったことが球団経営の改革につながり、よりよい野球チームが運営できるとしたら、上場は無駄ではない。また、ストックオプションとして選手に給付することで、選手のモチベーション向上や優秀な選手の球団離れも防ぐことが出来る。
 上場により八百長試合ができるようになる、と言っている人も多いが、市場に出回る株式の量によるだろう。たとえば、球団株式の売買は、セ・パのリーグコミッション配下の組織で監視するといったことで、抑止できそうに思える。上場して悪い点はさほど思いつかないが、良い点のメリットは大きいと思う。スポーツチームの株式上場については、もう少し調べてみよう。
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by namuko06 | 2005-10-12 09:09 | ニュース
信長の棺
d0053733_14212999.jpg 加藤廣著「信長の棺」読了。加藤氏にとって作家転向の第一作で、力作である。ストーリーは、信長の消えた遺骸を太田牛一が追求していく。本作では、愚直で頑固と評された太田牛一がその性格のまま活き活きと描かれていて、とても好感が持てた。しかしオビに書かれていた「...誰も見たことのなかった信長...」は、残念ながら、見えてこない。というか、すでに知っていた、想像していたことばかりだった。惜しむらくは、光秀が居城の丹波亀岡(亀山)城から反転し本能寺へ至る進軍ルートには全くふれられていないことだ。従来の老ノ坂越えという主要道路での京都侵入は、京都守護軍に見破られやすく、策を弄しても信長に転進が伝わってしまう可能性も高く、リスクが高い。一方尾根沿いの唐櫃越えは、一気に山を登り、下ることで一晩で京都へたどり着くことが出来るようだ。この唐櫃越ルートをとったのならば、光秀も丹波者と通じてると考えることも出来る。ただ、一万もの軍隊を細い尾根沿いにどのように進軍させるのか、問題点も多い。このあたり軍記記録者の太田牛一ならば、とても気にする点ではなかったか? 信長公記では「老の山へ登り、山崎を経て摂津の国へ出兵...」とある。しかし、老ノ坂峠ルートでは沓掛まで降りてこなければ、山崎と京都との分岐点はない。個人的には、老の山というのは、太田牛一もしくは書かせた秀吉の改ざんで、天蓋峠ではなかったか。篠、もしくは王子あたりから唐櫃尾根へ登り、唐櫃越ルートにより、松尾まで一気に下る。そして、樫原集落から一気に本能寺まで攻め上ったとも考えられよう。また、一万の兵を二つに分けた可能性もある。
 本書では光秀の謀反直前の行動まで追っていながら、謀反の進軍状況には無頓着である。この進軍ルートと秀吉との関係までもふくらましていたら、...本書の歴史観をさらに補強できたであろう。
 しかし、本書は読みやすい文体で一気に読めた。信長公記は、高校生の頃から何度も読み返しているが、作者の太田牛一についてはほとんど知ることはなかった。牛一の信長への思いや、秀吉にどのような心持ちで使えたのか、といったところまで表現されていて、活きた牛一像が、私には新鮮だった。信長の視点で読んでいた信長公記が、今度読むときは牛一の視点で読むことが出来そうだ。
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by namuko06 | 2005-10-10 18:00 | 読書