ふと思いついたこと
by namuko06
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読書三昧
最近読了した本。
(1) 大石英司著 「神はサイコロを振らない」
(2) 横山秀夫著 「クライマーズ・ハイ」
どちらも飛行機墜落が物語のキーとなっている。「神は...」はドラマが始まり話題になっているが、実際に起きた御巣鷹山に墜落した日航機事故のオマージュであるのは間違いない。
 その日航機事故をモチーフに使った「クライマーズ・ハイ」は、思わず感極まって涙してしまった。横山秀夫の作品の中で、一番気に入ったものだ。これもNHKでドラマ化されており、DVDに録画していて、見ずにいたので、早速見てみたい。
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by namuko06 | 2006-01-28 21:30 | 読書
「野ブタ。」とは何者か?
白岩玄著、「野ブタ。をプロデュース」を読了。およそ半日で読み終わってしまうほど、軽い物語だ。しかしこの本は読み終えた後、とくに最終章からくる、挫折感と淡い希望が入り交じった感じが、時間とともに増幅されていくのだ。自身の高校生活の思い出だけでなく、ひとつひとつの思い出で感じていた苦みや喜びまでも振幅させてくれる、そういった本だ。
 すなわち、すでに過ごした青春を仮想現実としてこの本の物語とともに再体験させてくれるところが、万人に受けた理由ではないだろうか。また、青春の挫折というものは、挫折感が空虚であればあるほど立ち直ることは難しく、それをリセット出来るという点で、若者がうらやましくも感じた。それが現実の自分にとっても、「リセットありじゃん」といったのりで、凝り固まった心がリセットされてゆく心地よさも、読後しばらくしてから味合うことが出来た。
 この本からテレビドラマが生まれたが、テレビドラマのロードムービー的成長記録的ドラマではなく、本書の方が幾重にも余韻を残す作品であることは、間違いない。若者よりも40〜50代の方々に読んでもらいたい本だ。
 ドラマの影響からか、今、私の子供(小学生)がこの本を読んでいるが、これから先起こるであろう、高校生生活を一足先にのぞき見している、そんな感じでいるのかもしれない。それにしても、野ブタ。をプロデュースの「野ブタ。」は何者であろうか。主人公桐谷修二の二面性的性格に最初から気がつかないというのは不思議だが、辛い現実からの逃避として、空疎な別のキャラクターを演じることによって、新たな現実を作り出せたらよいとでも考えたのだろう。しかし、どちらの自分も実在することに気がついたことをどうして、主人公に伝えなかったのか。伝えることが出来なかったからこそ、主人公はリセットするべく新たな実在を求めたのだろう。これも自らの存在を深刻に捉えられない、現代の若者の姿を描いているのかも知れない。
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by namuko06 | 2006-01-27 21:08 | 読書
会計士の責任は重い
Excite News:<ライブドア>2部上場を工作 監査報告「違法」部分を削除
 うーん。今回の事件は本当に残念だ。ライブドア(LD)の経営陣の暴走を誰も止めることが出来ず、自分たち自身もそれに気がつかなかったというのは、遺憾だ。確かに、堀江の言っていることは空疎なものばかりだったかもしれないが、その行動力や面白みは十分にあった。きちんとした事業展開ができていれば、...と、本当に悔やまれる。
 彼らの違法取引を外部監査できちんとしてきできなかったというのも、大きな問題だ。カネボウの粉飾決済も、エンロンの事件も監査人がぐるになっていてできた違法事件なのだ。マスコミは、堀江以外にも会計士の責任についても、きちんと追って欲しい。違法行為を止められるべき立場の人間がいながら、それを見逃したのだから。その責任はきわめて重いのだから。
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by namuko06 | 2006-01-24 18:01 | ニュース
日々是読書
容疑者Xの献身博士の愛した数式 読了。
 妻の通院の送り迎えをしていると、時間が経つのが早いと感じるが、読書は欠かせない。
 容疑者Xの献身は、作者の東野圭吾氏が、第134回直木賞を受賞した作品だ。濃厚なのだが薫り高く、体をほんわか温めてくれるクリームシチューのような作品だった。あまりにも美味しくて、堪能しながらも一気に飲み干してしまった。登場人物に物理学者と数学者が出てくるが、この比較や比喩は自分の経験に照らし合わせても興味深かった。私はどちらかというと物理系なのだが、数学出身の友人とはとても気が合う。同じ仕事をしていると、答えは同じなのに、考え方や問題へのアプローチが全く違うというのが多くあり、お互いに相手の思考方法に敬意を表していた。そんなことを思い出しながら、この小説を読んだ。共鳴出来る部分がたくさんあった。直木賞受賞はあたりまえだという気さえしたのだった。同じMPVユーザとしても東野さんの直木賞受賞は、とてもうれしい。
 一方、博士の愛した数式は、文学と数学を合致させた作品と言っても言い過ぎではないだろう。本書の帯には、「あまりに悲しく暖かい奇跡の愛の物語」とあるが、このような言葉では言い表せない、愛の形を描いているのが、本書である。決して悲しくもなく、奇跡でもない。ひたむきな数学への愛とそれを具現化している博士と数学を通して心の交流を描いているのである。文中には「数学は役に立たない」と何度もでてくるが、その実は、登場人物すべてが博士を中心に数学によって結ばれていくのだ。この点こそが、文学的であり、登場人物達の結びついた真実と、結びつきの太さを表現することで、確かな愛を描くことに成功しているといえよう。容疑者Xの献身が、もの悲しいエンドだったので、博士の愛した数式が、心を温め直してくれた感があった。この2冊は続けて読むほうがよいだろう。
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by namuko06 | 2006-01-24 09:21 | 読書
子どもの心

うそつきライオン



 ライオンは強い
 ライオンはえらい
 ライオンはかしこい
 ライオンはかっこいい
            
 でも
 ライオンはさびしい
 いつもひとりっきりで
 アフリカの草原に
 ぽつんと おいてきぼり

 それに
 ライオンはかなしい
 お母さんライオンや
 お父さんライオンは
 どこか 遠くに行っちゃって
 ライオンの話をきいてくれない

 だから
 ライオンはうそをつく
 僕は強いんだ
 僕はえらいんだ
 僕はかしこいんだ
 僕はかっこいいんだ
 そして
 もっともっと うそをつく
 僕は世界一強いんだ
 僕は世界一えらいんだ
 僕は世界一かしこいんだ
 僕は世界一かっこいいんだ
            
 でもね
 うそをついても つかなくても
 みんな 知っているんだよ
 ライオンは強い
 ライオンはえらい
 ライオンはかしこい
 ライオンはかっこいい

 だから
 うそはつかなくても いいんだよ
 みんな みんな
 ライオンが強くて
 ライオンがえらくて
 ライオンがかしこくて
 ライオンがかっこいいことを
 わかっているからね

 だからね
 さびしかったり
 かなしいときは
 話してごらん
 みんな みんな きいてくれるよ

 だって
 ライオンは強くて
 ライオンはえらくて
 ライオンはかしこくて
 ライオンはかっこいいことを
 みんな みんな
 わかっているからね



追いつめられ苦しんでいる子供達へ送る
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by namuko06 | 2006-01-19 17:17 | 日記
経済設計
耐震偽装マンション事件で取りざたされている「経済設計」という言葉は、建築業界だけでなく、私のいるIT業界でも頻繁に使われている。特にコンピュータ・システムの設計・開発現場では頻繁に使われているのだ。意味はもちろん低コストの設計のこと。システム発注者(いわゆるユーザ)が要求する機能要件に一致するシステムをどうやって・どのように作り上げるかが、上流設計と呼ばれる部分であり、ここでコスト=人件費を最大限に下げる努力をする。能力の高い技術者はコストもかかるので、困難でない部分は低コストの技術者や素人同然の人間を当てたりして、経済設計をするのだ。システム運用上にも設計行為はある。データバックアップや、運用の確認など様々な手順を効率よくこなすために、作業一式をスキームとして設計する。当然これを行う人間の技術レベルが問われるのだが、経済設計を追求するあまり、レベルの低い人間が運用を担当すると、突発的な事象に対応できないといった、問題が浮上してしまう。この場合、運用設計の問題ではなく、担当者の問題にされてしまうのが、この業界である。決して設計者が意図的に不当な経済設計を行ったとは、思われない。というのも、大きな企業ではこういった設計書などの書類は複数の技術者により監査されており、その品質をつねにチェックされている。したがって、設計物は正しい、したがってそれをあつかう人間側に問題があるといった結論になるのだ。
 しかし、大規模なシステムになればなるほど、チェック自体の時間がかかるなど、困難になってくる。また、システム自身の不具合も、設計の不備も多くなり、あるときはそれが致命的な問題発展することも多い。このようなとき、誰に責任があるのか、それを明確にするのは難しい。しかし、その中で経済設計はしっかりと行われているのだ。
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by namuko06 | 2006-01-18 15:09 | ニュース
科学する心
韓国ソウル大学教授のES細胞のクローン化論文がねつ造であったことは、少なからずショックを受けた。もしこの技術が本物ならば、再生医療が大々的に発展すると思ったからだ。だから、最新の再生医療に期待をもって治療を待っている人々は、私以上にショックを受けているに違いない。しかし、この元教授の行動はプロフェッサとしての資質に欠けていただけでなく、科学者としての倫理性も持ち合わせていなかったのは一連の騒動の言動から明らかだ。
 また、彼をとりまく「応援団」らしき人々にも科学的倫理観は皆無だ。事実を否定し、説明させ、再現し、または分解して、元に戻したりといった行為から事実を真理にしていくことこそ、科学的進化のプロセスなのに、これをしない、させないというのは科学する心を失っていたとしかいえない。
 学生の時の苦い経験として、実験中の温度測定結果の解釈を間違って教授に報告した結果、その研究テーマから外されたことがある。すなわち、自分が出した結論を内省できず、方向性を見誤ったからだ。見誤るということは、実験結果を見る目がある種のフィルターで曇っていたからで、それは研究をうまく進めたいという欲望に他ならない。このような思いをもったままでは、研究そのものの倫理性が損なわれるから、そのチームからは除外された。さらに、それまでの研究ノートはすべてチェックをうけた。幸い間違っていたのは温度測定結果のみであり、教授やメンバーの信頼を大幅に失うことはなかったが、私としては、苦しかったが、科学的倫理観について十分に学ぶことが出来た。当然、教授の私を外すという行為によってメンバー全体が倫理性について私同様に科学する心を再認識できたに違いない。
 多くの研究者がこういった科学的倫理観を再確認しながら研究を進めているのに違いない。しかし、元ソウル大学教授の研究室では、それは行われなかったのだろう。何に目がくらんだのか、何を守ろうとして倫理性を失ったのか。「だまされた」と弁明する彼の口からは真実は聞き出せないだろう。自分自身の真理も失った彼は、科学する心をすでに失った骸なのだ。
 さらに、東大でも似たようなことが起きている。これもまた憂慮すべきことだ。ソウル大の事件も東大の事件もどちらも急成長の生命科学の分野であることが、問題だろう。あまりにも発展著しく成果合戦になって、茫然自失の状態で研究を行っているかなのかと思う。だとすると、大学自身の浄化作用がなければならないのだが、残念ながらソウル大学にも東大にも働きが鈍い。また最大の浄化作用を持つ学会自身も権威主義、製薬企業の言いなりになり、コントロールが聞かなくなっているのかも知れない。
 さて、研究者のモラルはどうなのか。自分の研究が、誰の役に立つのか。いつも考えているのか? 「義」を貫けない科学者は、倫理観を獲得するのにほど遠いということは、私の教授が教えてくれたことだが、ねつ造が発覚した研究室のメンバーに聞いてみたいものだ。
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by namuko06 | 2006-01-15 10:22 | ニュース
いよいよ登場!
d0053733_19431978.jpg
 Intel CPU搭載のMacintoshが登場した。ノート型のPowerBookがMacBook Proと名前を変えて、またiMacは名前そのままに。ノート型から登場するとは予測はしていたが、これほどの仕様とは思わなかった。PowerBook G4の購入を考えている人は(私もその一人だが)、きっとMacBook Proに心奪われるだろう。
 しかし、気になるのはこれまでのPowerPCで動くソフトウェアをIntel CPU上で稼働させるためのRosettaと呼ばれる機構の完成度だ。早速Macintosh系雑誌の次月号でのレビューが楽しみだ。
 さらにMacBook Proが登場したのだから、廉価版のMacBookも後日登場するに違いない。
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by namuko06 | 2006-01-11 19:50 | コンピュータ/科学
ビヨン・ボルグ
d0053733_20354140.jpg これも中学生の時のスケッチだが、テニス雑誌を見て写したのではないかと思う。当時、このボルグの黙々とした紳士然とした立ち居振る舞いやプレースタイルに共感を持ったのだった。このフォームもそうだが、ボールを一心に見つめるその眼や、体に引き付けたラケット、膝の繰り出しなど、完成された美しさがある。スケッチ自体は、たいしたことはないが、当時どんな思いで、この絵を描いていたか、今のように思い出される。ああ、ボルグのプレーをもう一度見てみたい。
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by namuko06 | 2006-01-10 20:41 | スポーツ
おそるべし、せんべい汁
 八戸の名物といわれる「せんべい汁」を食べてみた。この街出身の知人にお土産でもらったので、寒い日には良いかと、おそるおそる作ってみたのだ。できあがった写真を見ると、あの、硬い南部せんべいを鍋に入れた、寄せ鍋風のものだ。
 まず、鍋には添付の汁に、ごぼう、にんじん、鶏肉、豚肉、糸こんにゃく、キャベツとネギを入れて、ぐつぐつと煮る。そして、せんべいは、そのまま入れるのではなく、3分割程度に、拳で割って、入れる。まずこのせんべい割りが、楽しくて、夢中になってしまった。
 味の方はというと、鶏肉や豚肉を加えた醤油出汁がまた、美味であり、やや塩味のついたせんべいが、アルデンテに煮上がったときには、最高の風味が出る。さらに味をだしているのが、キャベツ。普通の鍋であれば常識的に白菜であるが、なぜかキャベツを大量に入れるのだ。このキャベツのうまみが十分に鍋に広がって、せんべいとのハーモニーを醸し出しているのだろう。素晴らしい。
 せんべいの食感は、プルんとした薄っぺらなモチといったところか。かめばかむほどしみこんだ出し汁が口の中に広がってくる。
 食べ終わり、体もほかほかになった。残った汁は大事にとっておき、翌日のうどんの汁へと変化する予定だ。
 はじめて、八戸の文化に触れた思いだが、せんべいを鍋にするという大胆さ、キャベツを煮るという、破天荒さに八戸の人々の底抜けに明るく、そして伝統を伝えぬくという強い意志を感じた。(そんな、おおげさな話じゃないな...)
 とにかく、うまかった。さっそく、このせんべい汁を教えてくれた友人には、追加のお土産を注文したのだった。

 さらに、このせんべい汁については、八戸せんべい汁研究所というところがあり、せんべい汁の起源から食べ方まで事細かに説明してある。こういったせんべい汁を普及・啓蒙活動を人知れず行っているところが、東北人の奥ゆかしさを感じた。また、トリオ・ザ・ポンチョスなる3人組が演奏したせんべい汁を題材にした楽曲までも売られている。一見ラテン系の曲調かと思いきや、ヒーロー物の主題歌のようだった。このギャップもまたB級っぽくて心地よい。
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by namuko06 | 2006-01-07 18:11 | 日記